ついに宇多田が
ついに宇多田ヒカルが表舞台に帰ってきましたね!
5年ぶりに
母を亡くして 自身も母になって
どんな女性になってるんだろう
ざわついてます、日本中が。
人に厳しい2ちゃん民にすら
「結婚してくれBBA」といわしめる
大人数グループばかりがひしめく日本の音楽シーンに
たった一人の歌の力を痛感させてくれる 稀有な人。
見ましたよ。MUSIC STATION の『桜流し』
泣ける…
そしてこれを書きながらNHKのSONGS見てます。
最後の母への思いを語り、歌った「道」
なんやこのひと…
本当に天才だ…
だいたい『とと姉ちゃん』OP歌いだしの大切な亡き人に向けた
「普段から 化粧しない君が 薄化粧した 朝」てところで号泣必至なのに
「道」は3年前に自ら命を絶ったお母さんへの思いに答えを出せた歌だっていってました。子の記憶のないほど幼い時期でも親といた日々はあった事実に、人の親になって初めて気づいたって。
一人で歩いたつもりの道でも
はじまりはあなただった
It's a lonely road
But I'm not alone
ここに全てがつまってますよね。
この身はあなたとともにある
一人で歩まねばならぬ道でも
あなたの声がきこえる
私も娘を産む50日前に母を亡くしました。
逝去直後はこわいくらい普通でした。
一回旦那の前で大泣きしただけ。
0歳女の子と3歳男の子を育てるので必死でしたね。
悲しんでる暇がない時期に逝ったのが母の最期の愛情かもなんて思ったり。
2年前にパーキンソンを発症して(実際はもっと前だったと思うが)急速に進行して
最後は認知症とかいろんな病気を併発してたと思うけど
一人目の子供を妊娠したことを告げた時の
「よかったね。おめでとう。」
と言ってくれた言葉が、正気の母の最後の言葉だったような気がする。
「産むときはこっち(実家)に帰ってくるんでしょ?」と。
結局その後まもなく母が要介護になり、実家や義実家に頼らない自力での出産を選びましたけどね。
それでも一人目はなんとかなった。最悪旦那不在でもお産タクシーよべばなんとか一人で産めるし。大変だったのは二人目出産のとき。二歳差だったし。
義母に心無いことをいわれ寝込んだりして大変だった…
ま、それはまた別記事で書きます。
話がそれました。
宇多田ヒカルですよ。
普遍的ですよね。歌詞も世界観も。
紀里谷氏と離婚した後語ってた価値観の相違も彼女が万人と同じ普遍性を望んだからですよね。
そんなこんなで
やっぱり泣きながらこの記事を書いているのです。